ナノクロシステムが販売する「エア・アンチウイルス」という製品をご存じでしょうか。
昨今、除菌の必要性が強調されている中で、2014年から除菌アイテムを販売してきたナノクロシステム株式会社が展開する代表的なアイテムのひとつです。
本コラムでは、「エア・アンチウイルス」とはどのような製品なのか、その効果や安全性についてご紹介していきます。
エア・アンチウイルスとは
エア・アンチウイルスとは、除菌剤に二酸化塩素を使用したウイルス・菌・カビを除菌する空間除菌製品です。
除菌だけでなく、消臭・防臭・抗菌の効果が第三者機関により実証されています。形状は首から下げる携帯タイプと置き型タイプの2種類。使用場所は学校、オフィス、施設などの室内の密閉空間に適しています。
空間除菌製品は世の中にたくさんありますが、その中でエア・アンチウイルスは全国700以上の医療施設と500以上の調剤薬局で採用されています。
さらに、日本国内の大手企業だけでなく、香港、台湾、シンガポール、ロシア、カザフスタン、キルギス、モルドバ、ウクライナ、サウジアラビア、UAE、エジプト、ヨルダン、クエート、オマーン、バーレーン、カタール、モンゴル、など世界的に販売実績のある製品です。
それでは、なぜ数ある空間除菌製品の中からエア・アンチウイルスはこれほどの実績をもつことができているのでしょうか。今回は特に、首から下げる携帯タイプに焦点を当ててご紹介をしていきます。
エア・アンチウイルスの特徴
① 空間除菌の効果が第三者機関で実証済み
世の中の空間除菌製品の中には、残念ながらその効果を第三者機関にて検証していない製品も存在しています。
ナノクロシステムは、第三者機関の北里環境科学センターにてウイルス・菌・カビの除菌効果や消臭効果の実証実験を行っています。以下がその試験結果です。
※試験は特定の条件の環境下で行われています。全ての生活環境で同じ効果を保証するものではありません。
② 持続効果が長い
一度、除菌剤の袋を開封してから2ヶ月間、効果が持続します。
実は、一般的な携帯タイプの空間除菌製品は持続効果が1か月のものが多いのです。コスパの面から持続時間が長い方が良いのもありますが、何度も購入したり、管理したりする手間が減るところもメリットにあげられます。
この違いは、製造する装置や物質の配合量の調整といった長年培ってきたノウハウによるものです。そのため、詳しくはご紹介できないのですが、除菌に対して真摯に向き合ってきた結果、現在のエア・アンチウイルスが出来上がっていることが分かります。
③ 製品の仕様へのこだわり
一見するとただのストラップのように感じますが、実はさまざまな配慮がされています。
■除菌剤の袋
最も配慮が必要なモノは除菌剤が入った袋です。
例えば、雨で濡れたり、子供が使用した際に誤って破いてしまったりしてしまうと、除菌剤が外に出てしまうかもしれません。
除菌剤から発生する二酸化塩素は安全な濃度ではありますが、直接除菌剤の中身の成分に触れたり、目に入ってしまったりすると危険です。
しかし、安全性を求めて逆に袋の繊維をぎゅうぎゅうに詰めてしまうと、二酸化塩素が十分に飛散してくれません。
そこで、エア・アンチウイルスでは優れた通気性、防水性能と、強靭な強度と耐久性能をもった超高密度ポリエチレン不織布を採用しています。大人でも簡単に破れないため、小さい子供の誤飲も防ぎます。
■ストラップ部分
首からエア・アンチウイルスを下げた状態で歩いていたときに、何かにストラップ部分を引っ掛けてしまうことがあるかもしれません。特に子供が使用する場合には遊具などに挟まってしまうなどリスクがあります。
エア・アンチウイルスでは、そういったリスクを取り除くためにストラップ部分に安全パーツを採用しています。そのため、引っ張られても自然に外れる仕組みのため安全です。
■本体部分
本体とストラップをつなぐ穴にはハトメ穴を採用しています。そのため、歩いたり走ったりしたときの衝撃にも負けないため、日常的な使用方法で穴がちぎれてしまう心配はほぼありません。
また、シンプルなデザインにすることによって、仕事のときにも違和感がない見た目です。
エア・アンチウイルスの効果・成分
エア・アンチウイルスの効果
ウイルス・菌・カビに対して以下の効果が期待できます。
- 除菌(ウイルス・菌・カビを除去します)
- 抗菌(ウイルス・菌・カビが繁殖しにくい状態をつくります)
- 消臭(イソ吉草酸などの悪臭の成分を除去します)
- 防臭(抗菌作用により、悪臭を作り出すウイルス・菌・カビが発生しにくくなることで防臭効果も得られます)
空間除菌製品ではありますが、範囲内のモノの表面に対しても除菌効果があります。空間除菌+物体除菌にもなる一石二鳥の製品です。
エア・アンチウイルスの成分
エア・アンチウイルスに含まれている成分は以下の2つです。
- 亜塩素酸ナトリウム
- 焼成ゼオライト
アルミニウムパックを開封すると、焼成ゼオライトに吸着した亜塩素酸ナトリウムが、大気中の湿度と反応し、二酸化塩素ガスを発生するという仕組みです。
二酸化塩素とは
二酸化塩素とは、除菌成分のひとつです。塩素の刺激臭を有し、常温ではオレンジ色~黄色で空気より重い気体(ガス)として存在します。
二酸化塩素(分子式:CLO2)は、化学式で表すと、強い酸化力をもち、食材の洗浄殺菌、工場冷却水の水処理浄水場、プール、食品工場などでウイルス、菌の殺菌剤として世界中で広く使われています。
また、近年アメリカで発生した炭疽菌のバイオテロの際には、建物の除染に用いられるなど、その能力は高く評価されています。
二酸化塩素での除菌のしくみをご紹介します。
ウイルス・菌・カビも物質であり、電子をもっています。二酸化塩素はそれらの物質から電子を奪おうとします。
電子を奪うときに酸化作用が発生し、ウイルス・細菌などのたんぱく質を変化させます。この変化により、ウイルス・菌などの構造にダメージが与えられ、機能が低下すると考えられています。
引用元:日本二酸化塩素工業会「二酸化塩素とは」
二酸化塩素について詳細が気になる方は、別のコラムで詳細していますのでご覧ください。
→「除菌成分の二酸化塩素の効果は?メリットやデメリットなどまとめました」へ
エア・アンチウイルスの安全性は?
あなたは除菌製品を選ぶときに何を重視しますか。
効果の有無、コスパ、実績…さまざまな基準がありますが、外すことができない基準は「安全性」ではないでしょうか。
そして、安全性を考えるうえでポイントとなるのがその成分濃度です。
二酸化塩素は、とても強力な除菌効果をもう一方、高濃度である場合には人体に有害な影響を与える可能性があります。そこで、二酸化塩素は使用目的に応じて目安となる濃度が決められています。
二酸化塩素工業会では「室内濃度指針値」として、0.01ppm と設定しました。 この値は、当工業会に加盟する各社が製品を製造販売する際の濃度の目安としてヒトがその濃度の空気を一生涯にわたって摂取しても、健康への有害な影響は受けないであろうと判断される値であり、定常状態における濃度水準を示したもので、最大許容濃度や二酸化塩素ガスの有効濃度を示したものではありません
引用元:日本二酸化塩素工業会「よくある質問」
エア・アンチウイルスはこの二酸化塩素工業会の設定濃度である0.01ppmを遵守することで、安全性を保っています。この0,01ppmという濃度は、WHO(世界保健機関)の安全確認報告による0.1ppmよりもさらに10倍の安全幅を設けた数値です。
そして、エア・アンチウイルスを使用したときに濃度0.01ppm前後に保たれているのかを第三者機関で実証実験を行っています。以下がそのグラフになります。
より詳しく空間除菌についてご覧になりたい方は別のコラムで紹介していますので、以下のリンクからご覧ください。
→「空間除菌製品と空気清浄機の効果は違う?メリットとデメリットをまとめました」へ
エア・アンチウイルスの正しい使い方
空間除菌製品は、空間に除菌成分が放散されることによって、浮遊するウイルス・菌などを除菌します。
空気は常に漂い、同じ場所に留まるモノではありません。その中に含まれるウイルス・菌を除菌するわけですから、どんな環境でも同じように効果が得られるわけではないことを理解する必要があります。空間除菌製品はその特徴を把握し、きちんと使用方法を守ることで期待する効果が見込めます。
適した場所で使用する
効果が期待できる場所
エア・アンチウイルスの効果が期待できる場所は、「密閉空間」です。
例えば、学校・オフィス・施設・車内・病院などの建物や乗り物の中に長時間いる場合にはエア・アンチウイルスの使用が適しています。
有効範囲は、身につけているところを中心に約1㎥です。
また、会社などの同じ空間に特定のヒトと長時間いる場合には、1人で着用しているよりも大勢で着用したほうが、その部屋における二酸化塩素の濃度が高くなるため効果がより期待できます。
効果が期待できない場所
使用できない場所は、風や空調が強く、空気の流れが速い環境です。
例えば、先ほどの使用できる場所としてご紹介した学校や車内なども、窓やドアを開けっぱなしにした状態では密閉空間とは言えないため、効果が期待できません。
ただし、ウイルスや菌などの空気感染するリスクがあるとして注意が必要と言われているのは三密と呼ばれる「密集」「密接」「密閉」の空間です。そのため、換気がされている場所よりも密閉空間で効果が発揮できることは理にかなっていると言えます。
有効期間が来たら取り替える
エア・アンチウイルスの有効期限は、除菌剤を開封してから約2か月です。
付属のシールに2か月後の日付を記入して除菌剤に貼っておくことで日付の管理ができるようになっています。
エア・アンチウイルスは二酸化塩素を濃度0.01ppmで放出していますが、2か月を目途に徐々に放出量が下がってしまいます。効果をしっかり得るためにも有効期間内で使用するようにしてください。
なお、有効期間が切れてしまった除菌剤も有効活用できます。
二酸化塩素の放出量は下がってしまっているため、有効範囲約1㎥の効果はありませんが、2週間程度、ランニングシューズや革靴の中に置いておくことで靴の除菌・消臭効果が見込めますので、ぜひ実践してみてください。
エア・アンチウイルスを使用する際の注意点
エア・アンチウイルスを密閉空間で使用するときにも注意点があります。
必ず専用のケースに入れて使用すること
見た目を気にして、衣服のポケットや別のパスケースなどに入れてしまうと効果が発揮されません。
エア・アンチウイルスの除菌剤から二酸化塩素分子が空気中に放出されることで除菌効果が見込めるため、専用ケースには二酸化塩素分子の放出口として両面に穴が開いています。
ポケットやパスケースなどに入れてしまうと、二酸化塩素分子がうまく放出されなくなってしまいます。
身の回り約1㎥をカバーするためには、専用ケースに入れて使用しましょう。
金属に接触した状態で使用しない
二酸化塩素には、金属を腐食させる作用があります。
エア・アンチウイルスの濃度は放散された有効範囲の空間で0.01ppm前後になる様に商品設計されています。しかし商品の直上では、0.01ppmよりも高い濃度が放散されている為、直接金属が接した状態で使用した場合に腐食の可能性があります。
そのため、金属や精密機器などに密着させての使用は控えてください。
塩素臭で気分が悪くなったら使用を中断する
エア・アンチウイルスは、濃度0.01ppmという安全な濃度のため、塩素臭がすることはあまりありません。
しかし、直射日光に長時間さらされると化学反応が進み二酸化塩素濃度が高くなる場合があります。
例えば直射日光が差し込む日中の車内や換気をしないまま狭い密閉空間に長時間身につけておくなど、ご使用の状況によっては空間内の二酸化塩素濃度が高くなってしまう可能性もありますので、体調に異変を感じたらすぐに使用を中断し、換気をして室内の空気を入れ替えてください。
使用上の注意点をご紹介しました。正しく使用することが効果を発揮することにつながります。
お客様の声やメディア掲載実績をご紹介します!
お客様からのお声
実際にエア・アンチウイルスをご利用いただいているお客様からの口コミをいくつかご紹介します。
軽くて首から下げても疲れにくい(40代・男性)
よくある電池式ではないので、首から下げても軽くて疲れにくいです。
付属のストラップがありますが、私は会社の社員証と一緒に首からかけています。
会議室に複数人で長時間篭る際、マスクをつけていても不安がありましたが、こちらを使うことで不安が和らぎました。
お守りに(50代・女性)
使用期限は2ヶ月、税抜1000円なのでかなりコスパいいです◎
これから乾燥する季節はウイルスや菌が特に気になりますが、
昨今はお守り感覚で年中持ち歩きたいです。
通勤通学、学校、オフィスでも使いやすいシンプルなデザイン。老若男女年齢問わず使えます。
マスク着用が推奨されていない2歳未満の娘のために購入(30代・女性)
マスク着用が推奨されていない2歳未満の娘のために購入しました。本人は「これかける」と気に入ってくれているようで、お出かけのお供になっています。
効果が切れたら買い足せるようレフィルのみの販売があればいいなと思ったので☆1つ減らしました。
※お客様からの多数の声をいただき、2021年4月15日現在、楽天市場にて詰め替え用の除菌剤も販売しています。
メディア掲載情報
エア・アンチウイルスのメディア掲載情報をご紹介します。
【2020年】
・週刊新潮 12/24号
【2021年】
・オレンジページ 3/17号
・サンキュ! 4月号
・オレンジページ 4/2号 「美容通販サイト、プリエモールが選んだ空間除菌部門、一位」を獲得!
・サンキュ! 5月号 「私たちを変えてくれた勝ち組アイテム、空間除菌アイテム部門、一位」を獲得!
エア・アンチウイルスの最新のメディア情報についてはホームページにて記載されています。気になる方は以下のリンクからご覧ください。
→メディア情報の詳細ページへ
エアアンチウイルスの商品ページについては、以下のリンクからご覧ください。
→「エア・アンチウイルス」を販売しているナノクロシステムのブランドサイトはこちら
エア・アンチウイルスに関してよくある質問
未使用の時の保管方法はありますか?
高温多湿、直射日光が当たる場所では品質が劣化してしまう可能性があります。直接日が当たらない、ヒトが快適と感じる温度・湿度で保存ください。
子どもや高齢者が使用して悪影響はありませんか?
問題ありません。エア・アンチウイルスの二酸化塩素濃度は、WHOが安全確認報告による0.1ppmよりもさらに10倍低い0,01ppmです。また、除菌剤が入った袋は、耐久性・防水性に優れた超高密度ポリエチレン不織布を採用しています。ストラップ部分には引っかかってしまった場合のリスクに備えて安全パーツを取り入れるなど安全に配慮された仕様です。ただし、使用していて体調不良を訴えたり、中身を取り出して遊ぼうとしたりする場合には使用を中止してください。
普段のウイルス対策にエア・アンチウイルスをプラス
エア・アンチウイルスは空間に浮遊するウイルス・菌・カビを除菌する空間除菌製品です。正しい使用方法と、適した場所で使用することでその効果を発揮してくれます。
しかし、エア・アンチウイルスだけでウイルス・菌・カビを100%除去するものではありません。感染対策のマスクの着用、手洗いを行いつつ、プラスの対策としてエア・アンチウイルスを併用してください。
目に見えないウイルス・菌・カビだからこそ、できる対策を行うことで日々の生活に安心をプラスしましょう。