◆加湿器でインフエンザ予防
加湿器が普及した理由はいろいろあります。 建物の構造が進歩して密閉性が高くなり、暖房が効率的になって、室温が上昇し、それでなくても乾燥している冬の空気がさらに乾燥する結果となりました。
それに伴い、空気の乾燥で症状が悪化する、乾燥性皮膚炎や乾燥性の結膜炎が増加しています。
冬にインフルエンザの流行する理由の一つとして、インフルエンザウイルスが冬の乾燥した空気中の方が生存率が上がることが上げられますが、その逆に空気を加湿することにより、ウイルスの生存率が下がることもわかっています。
つまり、加湿器を使えば、乾燥性皮膚炎、乾燥性結膜炎、インフルエンザの予防などができる事になります。
一般家庭用に使われ始めた加湿器の方式は、水を加温して蒸気として加湿する加温式(蒸気式)でした。
しかし、加温式加湿器の蒸気による、乳幼児の熱傷の事故が発生し、加温式は乳幼児に対して危ないということになり、そこで新しいタイプの超音波式が普及してきたのです。